サラシアの詳細
サラシアとは
インドの伝承医学アーユルヴェーダでは、古くから糖尿病や肥満の特効薬として
王侯貴族を中心に珍重されてきたサラシアの有効成分「サラシノール」と
「コタラノール」は、近年、大手企業などがこぞって研究に乗り出し、
肥満解消商品を開発するなど注目を集めています。
肥満を引き起こす原因の一つに「糖分の摂取過多」があります。
ごはんや麺、パンなどの炭水化物は多糖類と言って、そのままでは吸収しづらいのですが、小腸の上皮にあるα−グルコシターゼという酵素によって、吸収されやすい単糖類に分解されます。
サラシノールとコタラノールは、
このα−グルコシターゼの働きを妨害するため、多糖類のまま大腸まで運ばれ、大腸でオリゴ糖様作用により、腸内環境を整え便秘の解消を促します。
α-グルコシターゼを阻害したり、糖の吸収を抑える成分は他にも
ギムネマやグァバ葉ポリフェノールなどいくつかありますが、
サラシアが最も高い効果を示すことがわかっています。
サラシアは誰もが扱える素材ではなく、
「サラシアの会」の会員企業から
供給されています。
メタバリアNEOを開発した富士フィルムも、加入しています。
「サラシアの会」会則第2条・目的として次のように記されています。
本研究会は、サラシア オブロンガ(Salacia Oblonga)、サラシア レティキュラータ(Salacia Reticulata)などサラシア属に属する植物(サラシア植物)に関する正確な知識・情報の普及を行うと共に、資源としてのサラシア植物と同植物を利用した生薬・食品類・その他の製品(サラシア製品)の適正販売及び品質の向上及び維持の管理・監督を通じて、高齢化社会に向けた国民の健康生活維持に寄与することを目的とする。
これによって、品質の良いサラシアが医薬品並みの厳しい維持・管理の元
国内の工場で「サラシアシェイプ」として生産されています。